製造業のチェックシートテンプレートサンプル集
製造業では主に2つのチェックシートがあるとおもいます。
- 品質記録チェックシート(作業者が朝、昼、夕に製品の寸法を計測して紙に記録)
- 設備点検チェックシート(機械のエアー圧やモーター異音がないかなどチェックし紙に記録)
そこに1日の生産数の出来高日報が加わり、日報とチェックシートを併せて3つを主に使用するのが基本です。

日報もチェックシートも所定のテンプレートに沿って記入するので同じものだと考えます
工場の規模や種類にもよりますが数十〜数百台の機械があり、一般的にはこれらの品質チェックシート(製品の寸法など記入)を管理します。そのチェックシートは(業種によりますが)10年保管が必要な場合もあります。 システム化には膨大なコストが掛かるためなかなか紙によるチェックシートから抜け出すことができないとお困りではありませんか? 既製品のチェックシートのなかでもNipoPlusは設問や入力項目を自由に設計できるので、業務用チェックシートを作ってみましょう。
いくつかの例を交えてご紹介します。
点検項目と○✗、コメントで構成された点検チェックシート#{yes_no}
点検項目があり、それに対してYes/Noで回答できるチェックシートの例です。この例は実際にお客様から頂いたお問い合わせです。 テーブルにして表現すると次のようなイメージの点検シートです。
No. | 点検項目 | ○・✗選択 | コメント |
---|---|---|---|
1 | XXXはYYYとなっているか | ○ | XXXXは〜であるが〜 |
2 | ZZZはAAAとなっているか | ✗ | ZZZはPPPのため要改善 |
これをNipoPlusのチェックシートテンプレートとして作ると、次のように作成することができます。


点検項目と○✗選択をNipoPlusではチェックボックス入力フォームを使って表現出来ます。 コメントエリアに着いては本文入力フォームを使って表現しています。
※以下の説明はタブレット以上の場合に該当します
(スマホで本サイトを見ている場合は縦1列で表示されているはずです)
「チェックボックス」は幅を9に設定することで少し長い設問でも1行で収まるように調整してみました。コメント欄は幅3と少し狭く配置しています。 NipoPlusでは幅12で1行になるので9+3でちょうど1行になるように調整しました。あとはこれの繰り返しです。
具体的なチェックシートの設計画面です。


製造部品のズレ幅を記入するチェックシート(品質保証部)
とある自動車部品メーカーの品質保証部の方からのリクエストで、外国人のスタッフでもわかるように選択式を色分けしたいとのご要望をいただきました。 部品のズレ幅などを選択式から選ぶスタイルで入力を行う製品チェックシートになります。


ズレ幅のような入力をする場合、いくつかの作り方があります。 ズレ幅がある程度絞れる場合はスライダ入力フォームを使うのもありです。 シンプルに数値入力フォームを使っても良いでしょう。 今回のように色分けして線形ズレなどを一覧から選ばせる場合は、選択式入力フォームを使います。
選択式入力は内部的には文字データとして記録されますが、選択式の中で数値に変換可能な値が含まれている場合は数値として集計やグラフ生成をすることが可能です。 また、選択式は文字であるため、例えば「1mmの選択が選ばれた回数を数える」といった集計方法も可能です。
言葉では説明しにくいですね。選択式の集計方式を視覚化してみましょう。 「+1mmが選ばれた回数」や「+2mmが選ばれた回数」のように基準を「回数」としてカウントすることで円グラフや棒グラフの作成が可能です。


一方で「+1mm」を数値の1に変換することで、折れ線グラフなどを生成することも可能です。


「+1mm」のような文字を数値の「1」へ変換する処理はNipoPlus側が自動で行います。数値化出来ないものは0に置き換えられます。
製造数と不良数から不良率を自動で算出するチェックシート
製造業においてどの程度の不良が発生したかを把握することは重要と聞きました。 不良率は生産数と不良数から算出出来ますが、このようなシンプルな計算をチェックシートのテンプレートに組み込むことが出来ます。
仮に生産数が100個、不良数が5個であった場合、不良率が5%という計算を自動で行うチェックシートの例です。


基本的な四則演算とカッコ、そして入力フォームを組み合わせてオリジナルの計算式を作ることができます。 ルートなど特殊な記号は使えませんが、製造業において一般的な計算は作成することが可能です。
チェックシートのテンプレートを効率よく管理する
チェックシートのテンプレートは1つのグループに付き999種類まで作成することが可能です。しかし現実的な問題として、999種類もチェックシートがあると目的のチェックシートを見つけるのに一苦労してしまうことでしょう。 チェックシートのテンプレートを管理する方法にはいくつかありますが、まずは製造ラインや部署、支店などの単位でグループ分けを行うことを推奨します。
テンプレートはグループ単位で利用できるため、グループが分かれていればそのグループの中のチェックシートに収まります。すなわち数を減らすことに直結し、数が減れば見つけるのも容易になるという単純な仕組みです。
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