Nipoの操作性を損なわず、かつ細部に渡り大幅な機能強化しました
NipoPlusはNipoの後続Appです。Nipoがリリースされて4年が経過(初回リリースは2018年5月)しますが、その間に様々なご要望をいただきました。
また運用していく上で、拡張性の観点で様々な問題があることも発覚しました。
現在のシステムを新たなるステージへ移すことはあまりにも非現実的と判断し、後続AppとしてNipoPlusが開発されました。
ベースはNipoですが細部に至るまですべてフルスクラッチで開発しています。
もちろん旧Nipoも引き続きサポートしてまいります
Nipoの操作性を損なわず、かつ細部に渡り大幅な機能強化しました
細かい変更点まで含めると非常に長文となってしまうため、ここでは特に主要な変更点にフォーカスを当てて、ご紹介いたします。
Nipoではグループが最も上位の単位で、利用者は必要のあるグループにそれぞれ所属するというスタイルでした。
しかしグループによる切り分けではスタッフがどこの組織に所属しているのか全容を把握することができませんでした。
また、料金もこのグループごとに発生したため、余分なコストが掛かる傾向に有りました。
この問題に対してNipoPlusではグループの上に組織という単位を追加しました。
組織の中にグループを作り、スタッフを組織にアサイン(割当て)することで、グループとしての独立性を保ちつつも全体のスタッフを統括管理できるようになりました。 料金形態も組織に対して発生するため、Nipoのときは2つのグループにまたがって所属したスタッフの分も費用がかかりましたが、NipoPlusではこの無駄が有りません。
組織について詳しくは組織のページを御覧ください
Nipoでは1行につき最大2列までという制限がありました。 これに対してNipoPlusでは、1行につき最大で12列まで項目を追加できるようになりました。幅を自由に設定できるためより本物に近い日報テンプレートを作成できるようになりました。
例えば上図の例では、3列・4列・1列で作っているよ。スマホの場合は列がすべて1列になるのはNipoと同じだね
Nipoでは提出先は常に1名という制約が有りました。他のスタッフにも共有する場合は共有先に追加することで対応をしていました。
多くのケースではこれでも十分ですが、NipoPlusでは日報の提出先を複数名指定できるようになりました。
複数名指定することで承認のバトンリレーが実現できるようになります。
もちろん承認先を1名にすることもできます。その場合はNipoと大差有りません。共有先の仕組みもNipoと同一です
入力の都度、長さが変わる可変長はNipoでも実装されていましたが非常に簡素なものでした。
NipoPlusでは可変長に大幅な改良を加えることで自由度の高い可変長入力フォームが使えるようになりました。
ほぼすべての入力フォームを可変長に含めることができます
旧Nipoでは可変長をCSV出力すると列を増やしてCSV出力されましたが、これでは出力結果が毎回列数が合わず、集計などに不向きでした。 この問題についてもNipoPlusでは、可変長の行に応じて適切にCSVの行を増やして出力するように改良されました。
Nipoにはメールによる通知サービスは有りましたが、アプリ内での通知は有りませんでした。
NipoPlusではメールによる通知が廃止されましたが、代わりにアプリ内で通知がサポートされました。
通知をクリックすると該当の日報にジャンプするのも便利なポイントです
旧Nipoではアプリ起動時に多くのデータを読み込んでいました。その際たるは受信日報、送信日報です。起動するたびに数十件の日報をロードするため無駄が多くありました。たとえ日報を書くだけでも、毎回過去の日報をロードしていました。 NipoPlusでは日報受信BOXを開いたタイミングでロードが開始されます。ロードされる日報も指定した期間の日報のみで、古い日報は読み込みを行いません。
起動時は一昨日〜今日までの日付が自動でセットされています。つまり3日分の日報しかDLしません。
Nipoでは日数ではなく決まった件数の日報を読み込むため無駄な通信が発生していました
アプリサイズ本体も大幅にサイズダウンしました。重いプログラムはサーバ側に移行することで大幅なサイズ圧縮ができました。
アプリサイズが小さくなることで、無駄な通信を極力抑えることができます。
アプリ名 | アプリサイズ |
---|---|
Nipo | 約7MB |
NipoPlus | 約3MB |
※PWAのためアプリ自体のダウンロードは初回と更新時のみです。毎回アプリのダウンロードが行われるわけでは有りません
なんと約半分のサイズにダイエット成功しました
Nipoでは請求書・クレジットによって、また申込み期間によって1名あたりのご利用料金が200円〜500円と変動していました。
NipoPlusでは1ユーザ1ヶ月180円(10名〜)と明瞭で格安な料金になります。
Nipoで3名でご利用はほぼ同額、4名以上でご利用の場合は間違いなくNipoPlusのほうがお安くなります。
一部の機能はNipoPlusで廃止されました。