日報の提出先と共有先
日報は通常、上司に対して提出されるものです。NipoPlusでは提出先と他に日報を読める人(以下、共有先)の2種類で日報に対するアクセス権限を設定しています。
用語 | 解説 | 通知 |
---|---|---|
提出先 | その日報を承認・棄却できるスタッフです。 | 有り |
共有先 | その日報を閲覧できるスタッフです。 | 無し |
メールのシステムに置き換えて例えるとイメージしやすいです。
- 提出先は「宛先」に該当し、最も読んでほしい相手を指定します。
- 共有先は「CC」に該当し、合わせて読んでもらいたい相手を指定します。
どちらも日報を読むことができますが違いは「承認・棄却」権限の有無です。
提出先を1名にした場合は検印欄も1つ
シンプルに提出先を1名、共有先に何名かを指定した例です。
画像を拡大

※提出先と共有先に同じスタッフを入れた場合は「提出先」として適用されます
承認できる人が承認したことを証明するには古くからハンコが使われてきました。NipoPlusでもそれに倣います。 提出先に指定したスタッフは検印欄に名前が表示されるようになります。
画像を拡大
承認ボタンを押すと検印欄に自分の名前のはんこが押印され、日報の状態が「承認」に切り替わります。棄却を押すと日報の状態が「棄却」に切り替わります。

日報の状態は、新規・進行・棄却・承認・修正の5種類あります。詳しくは日報の承認を御覧ください
提出先が複数名の場合は承認のリレーが行われます
提出先を複数人指定すると、提出先の承認を順に行うことになります。 承認できるのは常に一人です。前の提出先が承認したら次の提出先が承認できるようになります。このとき前の提出先は承認権限を失います。 順番は「提出先のリストに追加された順」になります。一人目がハンコを押したら日報の状態は「進行」になります。進行になると日報の編集がロックされ、どこかで棄却されるまでロックは解除されません。 ハンコを押したあとに内容が変わるのはだめってことです。普通に考えればそのとおりですよね。
画像を拡大
全員が承認することで日報の状態が「承認」となります。
グループのモードが共有の場合は承認リレーが少し乱れる可能性があります
もしグループの基本設定で日報の共有が「共有する」に設定されていると全ての日報を全員が読める状態のため、まだ承認リレー待ちである橋本主任や木村常務も共有先としてその日報を先読みできてしまいますので注意してください。 扱いとしては共有先になるため既読しかできませんが、承認前に上席に読まれてしまうのがまずい場合はグループのモードを「通常」にして運用することを推奨します。

権限の問題で、全員が読める共有モードと承認リレーはちょっと相性が悪いんです。
承認リレーについては「承認・棄却・既読」のページにより詳しいガイドが記載されています。