より手軽により正確にデータを入力するための入力アプリ
定時点検や現地の調査結果、製造製品の品質チェックなど、業務においてデータの入力は多々あります。入力のためのテンプレートは紙やWord/Excelでも作れますが、多くの弱点があることも事実です。
紙は最もシンプルですが乱筆、紛失といったリスクがあります。入力されたデータをまとめるのも大変です。
Word/Excelはどうでしょう?スマートフォンやタブレットで入力するには不向きです。(閲覧には最適です) またテンプレートを使い回すにはシートをコピーしなければなりません。繰り返し使用する点検業務には不向きです。
NipoPlusは点検チェックシートのように繰り返し何度でも使用することを想定して作られた入力アプリです。
オリジナルの入力テンプレート!タップで入力可能な🔘ボタンや☑ボックスを駆使して入力負担を軽減
オーダーメイドの入力システムはコストも時間も掛かりますが、NipoPlusは専門知識がなくても簡単に入力テンプレートを作成できます。しかも自分で作るから安価です。
作り方は簡単です。10種類以上の用意された入力パーツをブロックのように並べていくだけです。いくつかのパーツをピックアップでご紹介
これらをブロックのように組み合わせるだけで、オリジナルのチェックシートが作れます。 次の画像は実際に作った入力テンプレートの例です
スマートフォンとタブレットでは入力テンプレートのレイアウトが自動で変化
入力テンプレートはレスポンシブデザインという技術が採用されています。画面幅に応じて自動で見た目を変化させる技術です。
スタッフがスマートフォンから入力する場合は自動でスマートフォンに最適なレイアウトに切り替わり、タブレットやPCでは大型のモニタに適したレイアウトに自動で変化します。
スマートフォンは便利な玩具ではなく、立派な入力デバイスの1つです。チェック表の入力にスマートフォンを使えるのもNipoPlusの特徴の1つ。これはWord/Excelではなかなか実現しにくい大きな利点の1つです。
スマートフォンやタブレットは現場で欠かせないツールとなりました。これらに対応したチェックシート入力で業務効率UPを図れます。
設問を動的に変化できます.1番目の回答によって2番目のリストを変化させてみよう
例えば1つ目の設問「地域」の答えによって2つ目の設問「支店」を変化させることができます。
難しそうですって?いいえ、テンプレート作成のなかの1つの機能です。プログラミングの知識も一切不要で簡単に設置できます。
アイデア次第でいろいろな設問のテンプレートが作れそうですね。
このようにWord/Excelや紙に比べてよりリッチなチェック表入力テンプレートが作成可能です。
入力漏れや提出漏れ・誤操作による削除もシステムがサポートしてミスを減らします
現場作業の精度と効率性は、正確なデータ入力に大きく依存しています。しかし、人間の操作によるミスは避けられないもの。そこで、私たちのチェックシートアプリは、入力ミスを減らし、作業の正確性を高めるための多数のサポート機能を備えています。
入力順の矯正と入力漏れの検知で工程順序を強制的に守らせる
現場の点検業務では点検の順番が重要になることがあります。手順を飛ばしたり、正しくない順番で点検されては困る場合、NipoPlusの入力順序の矯正機能が役に立ちます。
入力順序の矯正は指定した順番に入力することを強制するもので、工程順のスキップを防ぐことができます。
入力順序の矯正と入力必須の指定を併用すれば、入力漏れも無く、手順通りに入力されたことが保証された点検表を作成できます。
どのような入力画面でしょうか?一例をお見せします。
上の画像はQ1,Q2,Q3,Q4…の順に入力の矯正が設定されたものです。Q1の入力が完了し、次はQ2の入力待機状態です。グレースケールになっているQ3以降はまだ入力できず、Q2が入力されることでQ3が入力待機に変わります。 入力順の指定は「次に何を入力するか」をわかりやすくする視覚的な効果もあるため、IT機器に不慣れな方でもよりわかりやすく使えます。
補足用のガイド画像や色分けによる視認性向上で入力をサポート
点検項目によっては、特に新人だとどの箇所を指しているかわかりにくい箇所があります。新人が入るたびに毎回口頭で説明する代わりに、点検シートに該当箇所の写真や図面を埋め込むことができます。
これは点検箇所の説明用画像として使用でき、通常はじゃまにならない小さなサムネイルとして表示します。タップで拡大できるので、必要に応じて説明画像をすぐに取り出せるわけです。
また、点検項目によっては特に注意を払うべき項目に異なる色を指定してスタッフに注意を促す機能もあります。🟥のタイトルであれば注意が必要だということは人間の共通認識です。
この認識をうまく使い、注意が必要な箇所に目立つ赤色を指定することで、視覚的に注意を促すことが可能です。
チェックシートをロックし誤操作による改ざんや削除を防止
紙と異なり電子データは書き換えが容易のため、悪意ある改ざんや誤った操作による書き換えが起きてしまう可能性があります。 チェックシートについては承認を行うことでそのチェックシートの編集をロックすることができます。 ロックされたチェックシートは削除・編集ができなくなります。ロックを解除できるのはロックした管理者本人のみです。 またデータの共有についても設定が可能です。社内全員がチェックシートを読めるのか?それとも管理者だけがチェックシートを読めるようにするのか?といった設定が可能です。
承認機能はNipoPlusが日報アプリを前提に作られた名残です
チェックシートの入力データを活用・集計やグラフ作成・エクセルで編集も可能
チェックシートを電子化することで入力が楽にできますが、チェックシートを電子化する最大の利点は集計や分析が容易にできることです
この特性は紙のチェックシートではなかなか真似することができません。電子化の恩恵を最大に活用していきましょう。
Excelが得意な方であればCSVエクスポートを使ってチェックシートの内容を1枚のエクセルシートに簡単にまとめて出力できます。
エクセルが苦手でも、NipoPlusの集計機能で簡単なグラフや一覧表を作成可能です。
用途に応じて蓄積したチェックシートのデータをぜひ活用しましょう。いくつかの機能をピックアップしてみます。
今回と過去の点検結果と比較しよう
今回の点検結果が異常値だったのか正常な範囲内なのかを判断する1つの基準が、過去との比較です。過去のデータとあまりにも乖離があれば機械トラブルを疑うことができます。
NipoPlusでは今回と過去との比較を一覧表で表示する機能が備わっています。(過去データ推移機能)
この過去データ推移は今見ているチェックシートから数えて、最大で過去30回前のデータを取得して表示できます。表はチェックシートのすぐ下に表示されるのでわざわざページ移動しなくてもその場で手軽に確認が可能です。
チェックシートのデータをもとに円グラフや折れ線グラフも作ろう
チェック項目によっては集計やグラフ化が作成可能なものもあります。 例えばレート入力、スライダ入力、数値入力などはグラフにできます。
少し意外かもしれませんが、選択式入力もグラフ化できます。 どのようなものかというと、選択された回数を集計する方法と、選択肢の先頭に数値を含めることで数値として振る舞うこともできます。
これらのデータをもとに折れ線グラフや棒グラフ、積み上げ縦棒、円グラフといった主要なグラフを生成することが可能です。
グラフは複数種類作成でき、ワンクリックで切替ができます。グラフは常に最新のチェックシートデータを反映するので、エクセルのようにグラフ化の範囲を手動で変更する手間も不要です。
チェックシートのデータをCSV出力して保管や集計分析に活用できます
CSVとはカンマ・セパレート・バリューのことで、日本語ではカンマ区切りと言われます。データとデータの区切りにカンマと改行で表現する非常にシンプルな形式です。CSVはシンプル故にエクセルやAccessといった様々な表計算・データベースソフトに取り込んで利用できます。 NipoPlusで蓄積したチェックシートデータをCSVに出力し、エクセルで開くと次のように見えます▼
- | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 文書ID | 承認者1 | 承認者1詳細 | 承認者2 | 承認者2詳細 | 【個】生産数 | 【個】不良数 | 不良率 | 製造区分 | 使用色 | 備考・メモ |
2 | AaDtte2MPd0YfPToXI4i | ueda 管理者 | 未処理 | 横倉 | 未処理 | 700 | 12 | 1.714 | 区分A | 青 | |
3 | NUpOKAHoo0rSDdtrLBsi | ueda 管理者 | 未処理 | 横倉 | 未処理 | 1300 | 12 | 0.923 | 区分A | 緑 | |
4 | 64ROKHfot0NAnrA4N6Ks | ueda 管理者 | 未処理 | 横倉 | 未処理 | 810 | 12 | 1.481 | 区分A | 緑 | |
5 | 0IxSpp3hDyAWaN335Dg5 | ueda 管理者 | 未処理 | 横倉 | 未処理 | 1200 | 3 | 0.25 | 区分B | 緑 | |
6 | Jis9xSl43L3iZpA4Ekj0 | ueda 管理者 | 未処理 | 横倉 | 未処理 | 900 | 32 | 3.556 | 区分A | 赤 | memo |
紙のチェックシートだと1件1件手で打ち込まなくてはなりませんが、チェックシート自体が電子化されていると、ほんの数ステップでチェックシートのデータを一括ダウンロードできます。 このCSVファイルを使ってエクセルで独自の集計や並べかえをしたり、バックアップ目的で保管したりと多用途に活用できます。
エクセルを使った集計テクニック集についても記事を書いていますので、もしよろしければ御覧ください。
また、CSVを提供することは、「私達はあなた方をロックインしない」という意思表示でもあります。
データを盾に継続利用を強制することは一切しません
点検箇所を写真で添付することも簡単です。手書きのサインやイラストだって扱えます
スマートフォンやタブレットにはカメラが搭載されているので、その場で「カシャ」と撮影し、写真をそのままチェックシートに埋め込むことができます。
写真の画像はお花ですみません。現場のちょうどよい写真が無いので適当です。もし提供いただける方がいればお待ちしています。
話が逸れました。 点検した証拠として残す必要性がある場合、写真はとても有効です。 エクセルにも写真を埋め込むことはできますがちょっと面倒ですよね?NipoPlusなら簡単に写真を添付可能です。
また、手書きのサインや手描きのイラストもテンプレートに埋め込むことができるので、点検者の直筆サインが必要なときも簡単に直筆サインを埋め込めます。
直筆サインはタブレットがおすすめです
お客様の声
実際にNipoPlusを工場で使っていただいている写真をお客様から提供いただきました。(掲載許諾済)
筆記用具などを持ち出す必要がなく、またチェックシートの項目を自分たちで自由に設計出来る点が大変好評頂いております。 いくつかお客様からのありがたい声を掲載させていただきます(製造業のみ)
これでほぼ製造業のベース的な部分(日報、チェックシート、P管理図、不良率集計)は完成したような気がしますね。 国内でここまで製造業用に特化して簡単ですぐ使える格安なアプリは他にないんじゃないでしょうか。 大手企業は高額なアプリの購入でいけますが中小企業はコストをかけれないので なかなか専用に使えるシステムは導入できませんよね。 NipoPlusならそれらをカバーしているので中小企業に幅広く売れるとおもいますよ。 社内アンケートにも使えそうですし、いろんな活用方法がありそうです。
三重県: 自動車部品メーカー
弊社は田舎の小さな町工場です。 独自のシステム導入など予算上、厳しいものがあり 自社システム構築となると技術面、人材で厳しいです。 御社のNipoPlusを使用する前は色々他社のシステムをテスト運用しておりましたが自社に合わず苦慮しておりました。 無知な私には御社のシステムが非常に簡単で自由にアレンジができるところに共感しております。
弊社が御社のシステムに依存している状況で一番危惧していますのはクラウドですので突然のサービス終了です。 弊社のアイデア次第でもっと御社のシステムを有効活用できると感じておりますし 多くの企業に御社のシステムを広めて末永くお付き合いできればと思っております。 微力ながらお力添えできればと思っていますので遠慮なくお申しつけください。
弊社のように困っている中小企業様は多いと思います。 そういう機会があれば紹介させていただきます。
兵庫県:機器(小ロット多品種)の製造・販売者さま
同業他社の半額以下の1名180円。リーズナブルな価格でご提供します
面白いもので、日報アプリを謳う界隈と、チェックシートアプリを謳う界隈では料金形態が全然違います。 大抵の場合、チェックシートアプリはかなり高額で設定されてるように見受けられました。
この記事の最初の方に「NipoPlusは日報アプリから始まった」という記述があったことを覚えていますか?
そう、チェックシートアプリとして紹介していますが、NipoPlusは日報アプリの料金形態なんです。
だからやすいのです
NipoPlusの有料プランは5名から申し込み可能なので、単純計算で月額900円から利用ができます。 では他のチェックシートアプリと比較してみましょう。
- 「かみなし」は月額60,000円(10アカウント)ー>NipoPlusは 900円〜
- 「i-reporter」は月額37,500円(5アカウント)ー>NipoPlusは 900円〜
このように見る視点が大きく異なります。日報アプリとチェックシートアプリは別物だから当然かもしれませんね。 でもNipoPlusはチェックシートアプリとしても十分に使うことができます。