⛔アカウントの共用
この機能はかなり特殊で通常使う必要は有りません。 以下のケースすべてに該当する場合にのみ読み進めてください。
- 据え置きのタブレットやPCを複数人で共有で使用している
- スタッフごとに集計や分析が必要
該当しない方は次のページへGO!
共用先の設定
共用とは1つのアカウントが複数のスタッフとして振る舞うことを指します。 本来であれば1ユーザに付き1つのログイン可能なアカウントを作成し、スタッフ毎にログインして利用することが理想です。 しかし人数分のPCを用意きないため共通の据え置きPCを複数人で使い回す場合では、レポートを書くたびにログイン・ログアウトをする必要があり非効率です。 このようなインフラ上の制約を回避するためにNipoPlusでは共用という仕組みがあります。
上の図を例に見ます。アルバイトA〜Dのスタッフがレポートを1台のPCから書き込む場合、PCには「社員アカウント」でログインしておきます。 社員アカウントにはアルバイトA〜Dを共用先として指定しておきます。
ポップアップで編集画面が表示されるため、共用先として指定したいスタッフを追加します。ここではアルバイトA〜Dを指定しました。
レポートを作成する際、社員アカウントでレポートを書くと提出者という項目が追加されています。
提出者の値を書き換えることで、社員アカウントでありながらアルバイトA〜Dが書いたレポートとして保存することができます。換言すれば、社員アカウントがアルバイトに成り代わることができます。
- 共用先
- アカウントを借りる側。ログイン不可能アカウントで、共用元のアカウントを借りてレポートを書きます。
- 共用元
- アカウントを貸す側。ログイン可能アカウントで共通PC上でログインしている
共用を使うメリットとデメリット
もし共用を使わずに同じアカウントで複数のスタッフがレポートを書くと、スタッフごとの集計や実績の把握ができません。 共用を使うことでレポートのオーナーがシステム的に分けて把握されるため、スタッフの活動実績が適切に集計されたり、スタッフごとのレポート集計や絞り込み検索が可能になるなどの利点があります。
一方でアルバイトAが誤ってアルバイトBとしてレポートを書いてしまうといった事故を防ぐ手段が無いことに注意してください。 つまりなりすましが容易に行えるため、レポートを受け取る側は適切に運用されているかを定期的に確認する必要があります。 なりすましを防ぐには共用アカウントを使わずに、1ユーザにつきログイン可能なアカウントを1つ割り当ててください。 その際、PCが足りない場合はスマートフォンやタブレットからもNipoPlusは利用できるため、それらの機器をうまく活用してください。